NHKの子供番組で,「アルゴリズム体操」というものを放送している.
なぜアルゴリズム体操というのかというのを疑問に思っていたのだけれど,高校時代の友人が尋ねてくれたことで,やっとその意味が(推測ですが)分かった気がする.
アルゴリズムは,コンピュータでなんらかの処理をするための手続きのことである.
例えば,データを大きい順に並べるアルゴリズムなどのように言う.
(アルゴリズムのより正確な定義は,例えば,こちら)
「アルゴリズム体操」では,ある人の動作を受けて次の人の動作に移り,さらに次の人の動作に移っていく,この順番に処理をしていく様子がアルゴリズム的だから,アルゴリズム体操となったのだと思う.(名付けた人に聞いた訳ではないので,推測ですが.)
「プログラム体操」でも良い気がしますが,一般に知られている「プログラム」という言葉ではなくて,「アルゴリズム」という言葉用いた点が斬新だと思う.
一人一人に番号をつけて,線形探索アルゴリズムとか二分探索アルゴリズムとかもできそうだが,見ているほうは完全意味不明だろう.他にも,バブルソート体操,クイックソート体操とか再帰アルゴリズム体操とかもあってもおもしろい.実は,体操が,アルゴリズムの可視化になっていたら,なおさらおもしろいかもしれない(一部の人にだけかもしれないが).
とりあず,今度の授業のネタにはなりそうだ.