今日の地震は,東京電機大学で研究会に参加している最中に起こった.
スクリーンが揺れだして,どうしたのだろうと多くの人が思っていたところに,揺れが始まり,講演は中断になり,研究会自体も中止になってしまった.建物の1階の窓ガラスが割れていた.さらに,2件となりのビルに大きな亀裂が入り,倒壊の危険性があるとのことで,ビルの近く行かないようにパイロンがおかれていた.
自宅まで,タクシーで帰ろうかと思ったけれども,とてもつかまりそうもなかったので,歩いて帰ることにする.神田駅の公衆電話には,恐ろしく長い行列ができていた.あきらめて,自宅へ向かう途中の細い路地に,公衆電話があり,比較的すぐにかけることができ,家族の無事を確認できた.大きな道路には,歩いて帰宅しようという人たちなのだろう,多くの人が歩いていた.後で地図を確認してみたら,少し大回りをしていたが,なんとか無事に帰ることができた.
携帯電話は,結局,全然つながらなかった.公衆電話は,優先度が高いのだろうか,すぐにつながった.帰宅後,skype経由で実家にかけてみようと思い,skypeにログインしたら,ソウルの友人からskype経由で大丈夫かという電話がはいる.心配してくれているのはありがたいことである.実家の固定電話へは,残念ながら,skype経由でもつながらなかった.インターネットが使えれば,skypeの通話は,災害時にも使えそうだ(もっとも,みんなが使いだしたらパンクするかもしれないが).しばらくしてから,携帯のメールがつながり,実家も無事だったことを知る(地震から20時すぎまで停電だったそうだが).
午前に発表した学生は,電車が止まってしまっているため,公共施設で1泊することになってしまったようだ.関東北部に帰省している学生もいるので,ちょっと心配である.
被害がこれ以上広がらないことを願うのみである.
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