何か記録して思う出来事や印象に残った記事などがあったときに,書く日記です.できるだけ毎日書こうと思っていますが,そのときの忙しさなどなどによって変わると思います.

2011年3月17日木曜日

地震の被害と心に留めておきたいこと

地震の被害は,僕に関連する中では,研究室の被害がもっとも大きかった.
大型LCDディスプレイが3台壊れ,本棚の上の棚が落下し,棚のガラスが割れた.
多くの本などが床に落下し,自分の机に到達するまでに,かなり整理を必要とした.
また,天井の壁が一部壊れ,窓ガラスは鍵をしていなかったので,一部開いていた.

しかし,東北の方々に比べれば,被害は微々たるものであって,ガソリンが買えなかったり,スーパーやコンビニに物がなかったりなどの少々の不便はあるけれども(福島第一原発の件などいくつかの不安要因はあるけれども),家があり3食食べれていることに感謝している.被害にあわれた方には,一刻も早く不便が解消されることを願っている.

我々に今すぐにできることは,義援金を送ることではないだろうか.銀行のホームページを見ると,義援金の振込先の情報を得ることができる.義援金詐欺の情報もあるけれども,銀行の情報は信頼できるのではないかと思う.メールで送られる情報には要注意だ.と書いていたら,みずほのシステムが,義援金の振込が多すぎたためか,停止したというニュースを見る.

地震の関係で,外国の友人や先生から数件のメールが届く.その中の一つに,Everybody says Japanese people are a resilient people.という文があった.

resilient とういのは,「立ち直りがはやい」とか「回復力がある」という意味である.第2次世界大戦で原爆を落とされ,あれだけの被害にあったにもかかわらず,経済的な復興を果たしたことなどから,そう言われたのだと思う.現在と戦後では,いろいろな状況の違いはあるけれども,戦後の多くの人々がresilientであったことを僕自身の心に留めて置きたいと思う.

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