何か記録して思う出来事や印象に残った記事などがあったときに,書く日記です.できるだけ毎日書こうと思っていますが,そのときの忙しさなどなどによって変わると思います.

2010年11月24日水曜日

hello worldとSketchpad

今日学生との勉強会の中で,なんでプログラムの最初の例題は「hello world!」なのかということが話題になった.

カーニハン&リッチーの「プログラミング言語C」の最初のプログラムが「hello world」であることを説明する.

Webで探してみると,いろいろな言語で「hello world」を表示するプログラムのリストなんていうのもある.


そういえば,CGの原点のSketchpadを紹介するビデオがYoutubeにあったのを思い出し,次のビデオを学生に見せる.

Ivan Sutherland: SketchPad Demo (1/2)
Ivan Sutehrland: SketchPad Demo (2/2)

最初のほうに,

We are going to show you, a man actually talking to a computer in a way far different than it's ever been possible to do before.

Surely not with his voice?

No he's going to be talking graphically...

というシーンがある.Coons先生が,「コンピュータと話す」と紹介されているところが興味深い.
これ以前の「バッチ処理」という形態から,対話的に利用できることを示した功績はとても大きい.

また,Sketchpadというシステムを深く調べてみると,その当時とは思えないほどよく考えられていることに驚くかもしれない.Sutherland先生の博士論文,Sketchpad: a man-machine graphical communication systemの指導教員は,シャノンとミンスキーらである.すごい人たちだ.

この当時のコンピュータの大きさや,ライトペンを使ったシステムに,学生達はちょっと驚いていた.

0 件のコメント:

コメントを投稿