何か記録して思う出来事や印象に残った記事などがあったときに,書く日記です.できるだけ毎日書こうと思っていますが,そのときの忙しさなどなどによって変わると思います.

2010年10月14日木曜日

ドラッカーの「マネジメント」を読んだら...

今日は,2限が授業,午後は学生と打ち合わせ.

終了後,科研費の申請書の修正をする.

「もー,修正はいやだぁー」と学生にぼやきながらも,修正する.前よりは,だいぶよくなった.でも,もっとよくしたい.期限の範囲内で,できる限り良いものにしていく予定.


日本語の本が読みたくなったので,帰りに,学生に進められていた「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本のiPhone版を買って,読んでみる.帰りの電車で,4章の途中まで読み進んだ.あと,1~2回電車に乗れば,読み終わるだろう.

書いてあることは,とてもいいことが書いてあると思うけれども,なんだか非常に軽い感じがする.そして,実際に,こういう行動をする女子高生がいるのだろうかという点にも,少々ストーリーの強引さを感じ得ない.

「ザ・ゴール」(まだ読んでいないけれども)のような優れたストーリであることを期待していたこと,さらに僕自身にがっくり感を抱かせたのかもしれない.(逆に,優れたストーリであったら,これほどの人気はでなかったかもしれないとも思う)

一方,7 habitsは,1文1文の重みがあって,深みがあるし,考えながら読ませられる.kindleで,druckerのManagementを読んでみたいと思うきっかけにはなったので,よかったのかもしれない.

もっとも,悪い本ではないと思う.ただ,この本をゴールにしてはいけないと思うのと,この種の本が好きだったら多読して,より深みのある本を読むようになっていけばよいのだと思う.

思い起こしてみると,僕自身も高校生の頃に,赤川次郎の本が大好きだった.一方で,松本清張が赤川次郎の本を軽薄(?)であると批判しているような記事を目にすることもあった.今の僕は,赤川次郎の本を読む気はあまりしないけれども,松本清張の本は好きである.

これと同じことかもしれない.スタートはなんでもよいと思う.やり続けることが大切なんだろう.



0 件のコメント:

コメントを投稿