事務室で,大学基準協会の「じゅあ」という刊行物が入っていた.以前,「大学の目標と達成度を測る評価指標は?」ということを書いたけれども,まさに僕が疑問に思ったことはここで検討されていたのかと思う.しかしながら,大学基準協会でも,「質の評価」という議論は始まったばかりであり,今後検討していく必要があるとのこと.
No.44(2010年3月)に西澤潤一先生が記事を書かれていて,「可愛い子には旅をさせよという厳しい教育が何時かの間に抜けてしまった」,「世の中に出て行ったときにちゃんと独りでやれるようにしてやろうというのが教育の原点に存在することを忘れてはならない」と書かれているところが印象に残った.
学生自身の希望すること,僕自身の希望すること,大学の希望すること,これらをうまく組み合わせた形で,僕の研究室の目標を再設定して,目標の評価システムを僕なりに考えて,研究室運営ができたらと「ザ・ゴール」を読みながら考えている.(考えるだけで終わる可能性は大だけれども)
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