kindle 3が来てから,1冊半ほど本を読んだ.kindle 3は,本の代わりとして非常にすばらしい.わずか240gの重さだが,何十冊どころか,おそらく僕が一生読む英語の本よりも多くの本をすべて入れることができる(最大3500冊だそうだ).
自分の感動した本を常に持ち歩くことができる.思い出した時に,ふと見直すことができる.今までの本では,できなかったことである.
目に優しい電子ペーパーなので,長時間読んでいても液晶のように疲れない.カラーではなくモノクロだけれども,雑誌などの写真の多い本を読むのでなければ,十分である.
本の中の覚えておきたいフレーズにアンダーラインを引いておいて,後で,アンダーラインを引いた部分だけを読みなおしたり,あるいは特定のキーワードのフレーズを本文中から探すこともできる.
知らない単語のところにカーソルを持っていけば,英英辞典で即座に意味を教えてくれる.
Kindleは,本とは違った読書体験をさせてくれるものだと感じている.
iPadやパソコンなどにkindleをインストールすれば,カラーで本を読むことができる.しかし,液晶は「見る」のにはよいかもしれないが,「読む」のには適しているとは言い難い.
ぜひ「読む」のに適した<日本語>の本が読める電子書籍端末が欲しい.
残念ながら,ニュースで電子書籍端末に関して読むのは,「読む」ためのものではなくて,「見る」ための電子端末ばかりであると思う.(以前,ソニーが電子ペーパーの(「読む」ための)電子端末を出していたけれども,あまり売れなかったようだ.)
アメリカでiPad発売後も,kindleが売れ続けているのは「読む」ことに適しているからだと思う.
「読む」ことに適していて,kindle並みかそれ以上に使いやすい日本語の電子端末がぜひ登場してほしい.
(日本発の電子書籍に関するニュースを読む限り,どうもそうではなさそうな感じがしていて,ちょっと危惧している.もっとも僕が知らないだけかもしれないが)
今日は,ほぼ一日,実験のための装置のセッティング,実験用の資料の作成,講義の準備などに追われる.
いつも通勤中にkindleで読んでいる7 habitsは,habit 4に入る.
Habit 3で,delegationが,Gofer delegation(Go for this and tell me when it's done)とStewardship delegation(focused on results instead of methods)に分類されるという話に興味を引かれる.
Stewardship delegationは,てこの支点を移動させるように,わずかなインプットで大きなアウトプットを得ることができる.自分一人だけで作業するよりも,はるかに大きなアウトプットを得られている人はstewardship delegationが実践できている人だろう.
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